書籍 建築

建築家は住まいの何を設計しているのか

 藤山和久・著

筑摩書房

藤山和久・著

筑摩書房

筑摩書房のウェブサイト「webちくま」で連載していた記事を書籍化したものです。装幀は名久井直子さん。ふだん建築家の方たちと話していること、建築家の方からうかがって記憶に残っていることなどを思いつくままに書き連ねています。

住宅業界の人にはおなじみの話ばかりだと思うのですが、逆に一般の人たちは知らない話ばかりのようです。特に食いつかれるのが天井高の話。「天井は高いほうがいいに決まっている!」と信じている人が伊礼さんの天井高2100ミリの話を読むと、いろいろな意味で衝撃を受けるようです。